外航海運事業の船主部門は、日本と海外有数の海運国であるシンガポールに拠点を構え、国内外のお客様を問わず、長期から比較的短期のプロジェクトまで幅広く船主業を行っています。保有船型は、大型鉱石船、油槽船、LPG船、自動車専用船のほか、汎用性のある中・小型バルカーなど多岐にわたります。各プロジェクトは、船舶仕入れ時の船価、用船料、用船期間の取り決め、船員費の上昇、インフレを見越した船舶管理費、金利、為替などの資本費、これらの変動要素(マーケット)の見方により左右されますが、創業以来、長年蓄積した世界経済の視座、海運、金融マーケット観および運航ノウハウを活かし、新造船、中古船等幅広く営業活動を展開してポートフォリオを意識したバランスの良いフリートを形成すべく取り組んでおります。
また、日本船籍の外航船保有、船舶管理、船員配乗への取り組みに加え、エネルギー効率が高く環境に配慮した最新鋭の新造船舶への投資も進めています。