フェリー事業は、函館~青森、函館~大間、室蘭~青森航路における貨物・乗用車・旅客等の海上輸送、そして苫小牧~八戸における当該航路運営事業者へフェリーの用船を行い、北海道・本州間の海上輸送での重要な役割を担っています。
貴重な人命・貨物をお預かりすることから、国際安全管理コード(ISMコード)の積極的な取得、国内初の消火プラン導入など安全・安心を最優先とした運航に努めることはもちろん、新造船の投入による燃費の改善、ターミナル照明のLED化など、環境問題へも怠りなく対応しています。また、東日本大震災以降に新規投入したすべてのフェリーにおいて救急室、負傷者の収容(ストレッチャー対応)、陸上への水・電力の供給といった災害時に有用な機能の強化を図るとともに、DMAT(災害派遣医療チーム)との共同訓練にも参加し、より一層の社会貢献ができるよう努めています。
北海道と本州を結ぶ観光・物流の重要な社会物流インフラとして、津軽海峡エリアの活性化と発展に寄与できる企業を目指し、今後も地域貢献を軸とした事業展開を行います。